福寿会からのお知らせ

2026.04.21

社会福祉法人として日本初、福寿会が ISO 25554:2024 に基づく第三者評価証明を取得

社会福祉法人として日本初、福寿会が ISO 25554:2024 に基づく第三者評価証明を取得

この度、奈良市で高齢者介護・在宅支援を展開する社会福祉法人福寿会は、社会福祉法人として日本で初めて、ISO 25554:2024 に基づく第三者評価証明を取得しました。

本評価は、特別養護老人ホーム平城園、奈良デイサービスセンター、グループホームアクール、平城園居宅介護支援事業所の4施設を対象に、規格の認証・策定を手掛けるBSIグループジャパン株式会社(所在地:神奈川県横浜市、マネージング・ディレクター:根本 英雄、以下「BSIジャパン」)により、「ISO 25554:2024(高齢化社会 ― 地域や企業等でウェルビーイングを推進するためのガイドライン)」に基づき実施されたものです。

その結果、当法人が運営する特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、認知症対応型共同生活介護および居宅介護支援事業所の運営管理体制が、同規格の趣旨に沿って整備・運用されていることが確認され、「BSI評価証明書」の発行を受けましたので、お知らせいたします。

 

左より 福寿会理事長 秋吉 美由紀、 BSIジャパン Business Development Manager 一蝶 茂人様

 

BSI評価証明書を発行された、福寿会4施設の代表者

 

■日本発の国際規格ISO 25554:2024 – Ageing societies — Guidelines for promoting wellbeing in communities(高齢化社会-地域や企業等でウェルビーイングを推進するためのガイドライン)とは? 

ISO 25554:2024は、高齢化社会において地域や組織がウェルビーイング(Well-being)を推進するための具体的なガイドライン(指針)を示した国際規格です。ISO/TC 314(Ageing societies)にて開発され、日本が主導して策定されました。地域・企業・教育機関・自治体など規模や特性を問わず、あらゆる「組織/コミュニティ」で活用できるフレームワークを提供しています。本規格の目的は、対象組織/コミュニティがウェルビーイングの概念を定義し、望ましい成果(Expected outcomes)を設定したうえで、評価指標を策定し、取り組みを継続的に改善するための体系的なプロセスを提供することです。これにより、自らの状態を客観的に把握し、改善の方向性を明確にしながら、職員・利用者・関係者がより良い状態で生活や活動を行える環境づくりを、計画的かつ持続的に進めることが可能となります。

 

■福寿会が本取り組みを第三者評価で証明することで得られる価値

福寿会は、ウェルビーイングを軸とした組織運営の高度化に取り組み、その実践をISO 25554:2024に基づく第三者評価によって可視化しました。これにより、以下のような効果が期待できます。

職員が課題を把握し、改善を進めることでサービス品質が向上

提供サービスに対する社会的信頼性の向上

利用者・家族に対し、安全性・信頼性の高いサービスが提供可能

利用者の施設選択に資する情報となり、利用者本位のサービス提供姿勢を示すことが可能

これらの効果から、「BSI評価証明書」は、職員の成長と働きがいを向上、さらにはサービス品質向上の両面で価値をもたらすものとして位置づけられます。福寿会の取り組みは、高齢化社会における働く人と利用者双方のニーズを見据えた先進的な実践事例といえます。

 

■規格誕生の背景(社会ニーズ)

世界各国で高齢化が進むなか、特に日本は先進国の中で最も急速に高齢化が進展※1しており、労働力人口の急減、社会保障費の増大、世帯構造の変化といった課題が顕在化しています。2025年版「高齢社会白書」(内閣府)によると、日本の高齢化率(65歳以上の人口割合)は2025年度に約29.3%※2となり、おおよそ3人に1人が65歳以上の「超高齢化社会」であることが示されています。また、平均寿命も世界最高水準※3にあることから、長い人生をより豊かに過ごすため、ウェルビーイングを重視した社会の実現に向けた環境整備が一層重要となっています。

※1 出典:総務省統計局 図3 主要国における高齢者人口の割合の推移(1950-2065)

※2 出典:令和7年版 高齢社会白書(内閣府)2025年10月時点

※3 出典:令和7年版 高齢社会白書(内閣府)

 

■BSIジャパンの第三者評価サービスに関する詳細はこちらをご覧ください。

BSIジャパンの第三者評価サービス詳細:

https://www.bsigroup.com/ja-JP/insights-and-media/insights/blogs/third-party-evaluation-service/

 

■社会福祉法人福寿会 事務局長 秋吉 将臣からのコメント

―ISO 25554:2024の第三者評価を受けた背景と今後の展望について

福寿会では、Well-beingの向上を起点に「働き続けたい職場」と「選ばれる介護サービス」の両立を目指しています。その実現に向け、国際基準であるISO 25554:2024に基づくマネジメント体制の構築が不可欠と考え、同規格に準拠した監査の実施を決定しました。先進的な規格で事例がない領域への挑戦であり、試行錯誤を重ねながらの取り組みとなりましたが、本プロセスを通じて組織の思考と業務プロセスは大きく進化しました。今後は本体制を基盤に、職員一人ひとりの成長と働きがいの向上を軸とした継続的改善を進め、業界への発信にも取り組んでまいります。

 

―第三者評価を受けた証「BSI評価証明書」を取得するメリット・工夫・苦労した点

本証明書の取得は法人として初の試みであり、知識ゼロからガイドラインの読み込みと用語の共通理解の構築に取り組みました。特に先行事例がない中での推進は困難を伴いましたが、DXツールを活用した情報共有とプロセスの可視化により、組織全体での理解浸透を図りました。また、審査機関からの助言を受けながら検討を重ねる過程自体が大きな学習機会となりました。結果として、形式的な証明書取得にとどまらず、実務に根ざした再現性のあるマネジメント基盤を構築することができました。

 

― BSIを選んだ理由、監査/審査についての感想

BSIは国際的な信頼性に加え、審査機関としての枠を超え、組織の本質的な課題に向き合う伴走型の支援を提供されている点に魅力を感じました。初のISO規格に準じた第三者評価の取得において、単なる適合確認ではなく、実効性ある仕組み構築まで支援いただける点を重視し、選定しました。審査は形式的な適合確認ではなく、事業の本質を問い直す対話の連続でした。特に「数値ではなくPDCAの質を問う」という視点は、組織運営の在り方を再定義する重要な示唆となりました。

 

福寿会からのお知らせ

2026.04.21

奈良の社会福祉法人福寿会のからのお知らせページです。

社会福祉法人として日本初、福寿会が ISO 25554:2024 に基づく第三者評価証明を取得

2025.10.31

奈良の社会福祉法人福寿会のからのお知らせページです。

サービス付き高齢者向け住宅グレイス福寿~11月現地説明会のご案内~

2025.10.01

奈良の社会福祉法人福寿会のからのお知らせページです。

サービス付き高齢者向け住宅グレイス福寿<br>~10月 現地説明会のお知らせ~

2025.09.15

奈良の社会福祉法人福寿会のからのお知らせページです。

Be supporters!活動報告~初めてのスタジアム観戦~

2025.09.11

奈良の社会福祉法人福寿会のからのお知らせページです。

Be supporters!での取り組み<br>~新しい地域創生の形を目指して~

広報誌のご案内

2022.10.23

奈良の社会福祉法人福寿会の広報誌のご案内

福寿会だより第33号

2022.07.23

奈良の社会福祉法人福寿会の広報誌のご案内

福寿会だより第32号

2022.05.01

奈良の社会福祉法人福寿会の広報誌のご案内

福寿会だより第31号

2022.01.31

奈良の社会福祉法人福寿会の広報誌のご案内

福寿会だより第30号

2021.10.30

奈良の社会福祉法人福寿会の広報誌のご案内

福寿会だより第29号